2024/11/19(火) 20:26
#別れ
♫今年/詞:谷川俊太郎 曲:松下耕
物騒なタイトルですけれども、飛び込んできた訃報についてのおれの想いを一方的に述べるやつなんで、おれの身辺に何かがあったという訳ではないです。
故、谷川俊太郎さんといえば国語の教科書に載ってたりしてて、わりと皆知ってる日本を代表する詩人と言っていい人物だと思うんですよね。
歌が好きなおれにとっては、谷川俊太郎さんの詩に曲がついたものを沢山聴いたり歌ったりしてきました。多分世間で有名なのは合唱曲の「春に」とか「生きる」だと思うんですけど、それ以外に「そのひとがうたうとき」とか「きみ歌えよ」とか「信じる」とか「シャガールと木の葉」とか。
そんな中でも特に印象深かったのが「今年」っていう歌です。
生きていくって色んな悲しいことにぶつかりますし、変わりたい、とか、今度こそは、みたいな気持ちがあったとしても結局上手く変われなかったりもしますけれども。
そんな中でも、たとえばご飯が美味しいみたいなささやかな喜びがあって、それでマイナスなこと全部が覆るわけではないんだけど、やっぱり希望はそこにあって、少しだけ、ほんの少しだけ変われたりするんじゃないかって、そう思えたりするんですよね。
それが、生きていくってことなのかなぁって、漠然とね、思うわけですよ。谷川俊太郎さんの詩って、いつだって生きていくことって悪いことばっかりじゃねぇなぁって思わせてくれるから、進み方に迷ったときは、いつも思い返すんですよね。
それって人が生きている以上変わらないことではあるから、彼が死んでもずーっと皆の中で生き続けるんでしょうね。月並みな言葉ですけれども。
> 今夜は眠る前に「クレーの天使」でも読みましょうか。