2024/07/13(土) 08:05
※らしくもない
私、オリバー君のこと、本当は何も知らないのかもしれない。
「過去に自分を出したら相手が居なくなってしまった」
そんな恐怖は痛いほど理解出来るのに、それでも私はオリバー君のことを知りたくて。何が好きで何が嫌いで、どんなことに喜びを覚えて、どんなことで傷付くのか。
あまりに何も知らなくて、たとえるなら、オリバー君がお腹を空かせている時にコンビニに行ったって、私は何を買えば良いのかも分からない。甘いものは確か好きだった。魚卵は苦手でしたよねぇ…その程度にしか。
これはただの私の我儘でしかないけれど、難しいことじゃなくて、日常のちょっとした何かでいい、オリバー君の欠片を沢山集めて、抱えていたかった。
そう出来たらきっと、普通に暮らす生活の何気ない日常の中にいつもオリバー君がいて、世界が今よりずっと綺麗に見える。
勝手なもので、いつの間にか一人で頑張っているような気持ちになってました。夜も、私が声をかけなければ何もないまま時間が過ぎる。話している時も私から話題を振って、次に何を話したらいいかをずっと考えて、あの手この手で笑わせて。
──私だけが話したくて、一緒にいたくて、オリバー君のことを欲しいみたいで、寂しかった。
もしかしたらそんな事はなかったのかもしれないんですけど、言葉や行動にして表現してもらえないと私は理解できない。オリバー君は嫌なことはやらない、断るって言いますけど、「嫌なことじゃない」と「自分も積極的にやりたい」は私の中では≠なんです。
だけど結局それらも全部突き詰めるなら「自分のことを話しても嫌われたり居なくなったりしない」っていう安心感をオリバー君に与えられなかった、信頼に足る存在になれない私の問題。
天才だなんだって言ってみたって、結局、大切な人ひとり、心を開かせることも出来ないんですよ。
オリバー君は「君が望むなら傍にいる」って言いましたけど、そうじゃなくて、オリバー君がいたくて私の傍にいなきゃ嫌なんです私ぃ〜〜!!