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ジョー・力一
2025-12-27 23:04:30
2024/05/11(土) 14:23
陰鬱なラブレター
久しぶりに届いたあのこからの言葉は、未だおれの首に巻き付いて離れない首輪に指を引っ掛けて引き寄せて、頭から冷たい水をぶちまけたみたい。残酷で、でもどうしようもなく愛しい。
おれが今いるこの場所が多分絶望の楽園だとして、それでもおれは望んでここに居る訳だから、そこに文句一つ、あるわけもねぇのよ。
あのこがこの世界から居なくなることを望むと言って、それをおれがどうこうする権利も資格もありはしないですけどね。それでもおれは、ただおれの為にだけでいい、あのこに居て欲しいって思っちゃう。
忘れてくれていい、幸せになれ、という言葉はまるで、呪いみたい。
だって忘れられるはずなんてないし、おれにとって幸せってあのこの形をしてて。酷く寂しい筈なのに、この飢えを満たすものなんて他にありはしねぇのよ。
> あのこが綺麗にひこうとした幕に、まだ終われないと足掻くおれは滑稽なピエロで、欲望の肥大化したモンスターなんでしょうね。
♬海と山椒魚/米津玄師
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