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Diary : Sole / Lune / Terra / Caelum
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24: レオス・ヴィンセント
2025-12-27 22:21:33

2024/04/22(月) 18:28

#アニメ感想【斉藤由貴の星の王子さま】


『観光地のあのノート』のオリバー君が『星の王子さま』についての大変素晴らしい感想文を書いていたのに触発されて、子供の頃にビデオテープが擦り切れるまで観たこちらの作品についての思いを軽く、軽〜く書いてみちゃおうかなって思い立ちました。

以下、作品についてのネタバレ(というより星の王子さまそのものについてのネタバレ)を含むので折りたたみます。

星の王子さま、といえばまあ世界的にめちゃくちゃ有名なお話ですけど、このアニメはその要点だけを切り抜いて1時間という尺にまとめたお話。無駄な要素は一切入ってませんけど、当然の事ながらあのお話を1時間に纏める都合上、細かいところは抜けているので、本当に原作通りそのままかって言われるとそうではないですねぇ〜!
このアニメの王子さまの台詞の言い方は、なんていいますかね。こう、決して演技が上手い!という訳では無いんですけど、可愛らしくも泣きそうで、激情を内に秘めていそうな喋り方がなんとも雰囲気に合っていて、私は好き。絵柄は結構独特ですけど、下手におめめキラキラのアニメ絵みたいなものを持ってこられるより良いんじゃない?まあ、絵柄だけで言うならやっぱり原作の挿絵が好きですけどぉ…
子供の頃、初めて「星の王子さま」に触れたのがこのアニメでした。何度も擦り切れるまで観たビデオテープは今でも手放せず手元にあります。それから日本語訳されたもの、原文、と何度も読みましたし、勿論それら全てが素晴らしかったわけですけど…やっぱり最初の入りの印象だからですかねぇ。このアニメの印象ってめちゃくちゃ強くって。
【斉藤由貴の星の王子さま】はサブスクとかには入っていないので現在ではちょっと視聴環境が厳しいですし、なかなか知ってる人もいないんじゃないかな?って思います。もし知ってるって人が居たらこっそり握手。

さて、星の王子さまのお話で一番有名な言葉っておそらく「心で見なくちゃ、物事はよく見えない。本当に大切なことは目には見えない」って言葉だと思うんですけど、私はそれ以上に、同じくきつねが言う「懐くっていうこと」のお話の方が強く心に残っていて。

「懐いていない」状態だと、きつねにとって王子さまはただの何処にでもいる沢山の男の子と同じで、特別な意味を何ら持たない。王子さまにとってもそれは同じこと。だけど懐いたなら、お互いがお互いにとってたった一人の特別な存在になる。
そして、どうしてかけがえのない特別な存在が生まれるのかといえば、それは「相手のために時間や労力を割いた」から。

こうして日記の棚を見渡して見ただけでも私と同じ顔…別個体のレオス・ヴィンセントは沢山いて、その中には私よりずっと素敵な人もいるかもしれません。まあ私天才ですから簡単に負ける気はありませんけどぉ〜!!

だけど、かつて「彼」が「私」を「懐かせた」から。私は彼にとってただ一人、かけがえのない特別な私だと言えるでしょう。

アニメにはなくて原作にはあったきつねの言葉で「僕が君に懐いたら。君が四時に来るなら、僕は三時から嬉しくなってくる。時間が進むほど、どんどん嬉しくなってくる。そうして四時になると、そわそわしたり、どきどきしたりする。こうして幸せを噛みしめるんだ」というような意味合いの言葉があって。

改めて私は、彼に「懐いて」いたんだと自覚しましたね。私はもう彼の傍にいることも会うことも出来なくなってしまったけど、確かに彼は、私にとって、たった一人の彼で。

離れてしまったからってそれがなかったことになったりはしませんね。

> どんなに沢山の美しいバラたちが咲いていたとして、新しく懐ける誰かを探す気持ちになれないのは、きっとそういうことなんでしょうね。



参考文献『星の王子さま』:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(著)、河野万里子(訳)新潮社

日記内の台詞等については厳密には引用ではなく、私の記憶の中の文章で記しているので、細々とした表現の誤りはあるかもしれませんが、こちらレポートではないので悪しからず。星の王子さまについては多数の訳がありどれも魅力的ですけど、おそらく私が初めて文章で読んだのがこちらの新訳だったと記憶してます。比較的優しめの文章で読み慣れない人向けの訳だなぁという印象。

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