2024/11/18(月) 12:43
#駄目な男というものは、幸福を受け取るに当たってさえ、下手くそを極めるものである。
標題の言葉は、かの太宰治大先生が言ったことですけれども。おれに関しては「幸福になることが怖い」というのが本当のところかもしれません。
今まで自分が他人にしてきたことを省みると、幸福になることが急に恐ろしくなることってありません?
これまで散々誰かを傷付けたり酷いことしてきたのに、そんな人間がのうのうと幸せを感じてしまっていいのか、みたいなね。
……いつかきっと、過去が復讐にやってきてこの幸福を奪っていく。自分がそれで傷付くのは勿論、周りの誰かを傷付けちゃうのも、怖いことじゃないですか。
それはおれが傷付けてしまった誰かがおれに直接何かをするって意味じゃなくて、なんていうか、ツケというか報いというか代償というか。一種の呪いかもしれませんね。
じゃあ幸福を全部突っぱねて世界で一番不幸でもいいんだなんて思えるかって言ったら、そう格好良くもなく。やっぱりね、幸せになりたいとかそういう気持ちはあるもんだから、たちが悪いんですよ。
> 目の前に降ってきた幸福を前に、掴みたい気持ちと躊躇する気持ちとがあって、中途半端に差し出した手が、迷子になる。