🐍<マジで長いぜ
徒然⚠長文
好きな子、って響きが好きでよく言ってしまうんやけど、要するに恋人な。
恋人との会話で好きな◯◯を質問しあうってよくあるとは思うんやけど、俺の場合それが結構重い…が発端のおはなし。
俺にとっての人生で好きな映画、音楽…って要するに一本2時間かけて何百本もみて、何千時間も使って、その上で一番を決めたりしとるわけで、そのふるいにかけてきた全時間を捧げるのに等しいんですよ。そもそも、ほいほい教えるのがまず抵抗あるけん。もし「最近よかったものは?」って聞かれたら脳内の検索バーは期間指定をするから、そういう重みはなくなるし、付き合い浅い人なら自動的に二軍から選ぶんやけどね。
わざわざ恋人に10位以下からピックアップしねえし…と申し上げたら恋人はきゅんとしてた。かわいいなお前。
話を戻しましょう。
そんで僕がね、教えたんですよ、人生を変えた作品をいくつか。ただ恋人はそれを何日かにわけて視聴してん、俺がもうそれにえらく傷ついてね。ごめんだけど二度と教えたくない、みたいなことを言ったかな、それで恋人もえらいショックを受けて、そっから何回かに分けて意見を交換することに。
二度としないなんていわないで、そういう取り返しのつかん拒絶は悲しいと、せやなぁと思ってそれからまた新たなおすすめをしたんやけど、俺はまたその摂取の仕方に傷ついてしまったわけです。俺は基本的に相手に悪気がなければ許せてしまうんですけど、うーんこれが繰り返されるのはどうしてもきつい。ほんで二人して「なんでやろね…」と。
そこで恋人がいっこ、思い出を引っ張り出してきてくれた。ある日電車で耳にしたカップルの会話、女性側の好きなアーティストのコンサートに男性がついていったんやけど、彼氏がここよかったね~とか語れば語るほど女性は怒りのボルテージをあげる。なんでやろと。横並びの座席で勝手に耳に入ってくる会話によれば、女性がここがいいから聞き逃さないで、ここではこういう風にノッてとお願いしたのを男性は全然やらんかったらしい。「これに近しいのかな」と言われて、「~中略~ただまあ、イチオシを味見ですまされるのはきつい。ここがいいってところスルーして美味しかったは、味見されたっちゅう判断になる。俺の人生を支えてるものをわざわざ選んでサンプルAにしないで…となる」
具体的には、僕はMVならコンサートのように。映画なら映画館のように見てほしい、という願望があるみたいなんです。まあ何年も前の作品、映画館ではもう観れへんし、おうち視聴のええとこ全部つぶしとるだけやけん、申し訳ないんですけどね。申し訳ないけどそう。
要するに僕は事前に
「お前…『覚悟して来てる人』…………ですよね」
これをちゃんと言わないとあかんかった。
そして不愉快な思いをしたら
「お前…覚悟したんやないの?」
とキレる。それなら相手はぽかんとせんよなと。
恋人爆笑。一回ここで空気がおもいきり和みまして、聞けば「この前の話を改めて咀嚼して、改めてもっと重く受け止めなくてはいけないのかもしれないと気付いた」なんて言ってくれる。愛を感じる。
電車のカップルの話。
世の中的には「パートナーの趣味についていくだけでえらい」だとは思います。けどそれってどうしても彼氏がいいっていう彼女側のこだわりがマストなんですよね。彼女が別の人といったほうがストレスないな、そうしよう、と切り替えたら終わる話なんですよ。ちなみに俺は割とすぐそっちいく、全部恋人に集約したい人やないもんで。人間関係、分散がメンタル安定に一番効くと思ってますから。
そのあと恋人はこうまとめたんです「感動して人生が変わったところ含めて勧めたいのかもね」
俺、「違います」
本質、勧めたくない。知られたくない。聖域だから。どうしてもっていうなら、で渋々ですわ。悪いようにはしないでくれよ…という祈り?が裏切られるかもしれないの、怖いやろ普通に。その末路は信じたワシがバカだった(自責)かお前お前お前~(他責)のどちらかやけん。
ただね!逆にね!「いや…マジで聖域でしたね…」っていうレスポンスがあった場合は信用が爆上がりの博打でもあるですよね。案外そういうので人は結婚を決めるとすら思ってる。真面目に。
で話しながらこんなことを思ったんです。
大好きなものを、目的語「みんな」にむけてとりあえず見て!っていうオタク。
多分それって「自分と同じくらいハマってくれる人が一人でも増えたらうれしい」からなんじゃないかと。大勢にみてもらったら、当然大勢に「イマイチだった」言われるかもしれん。それでもすすめるのは?って考えたら、母数ですよね。なら母数増やすメリットは?
──多分、ほんもの(の共感者)をみつけるためなんじゃないかと。その喜びのためなら、にせものなんて気にならないんじゃないかと。僕の好きな作品探しがそれでね、チェンソーマンでもマキマさんがいってたな、10本中9本はつまらないんですよ。でもね、その1本のためなら我慢できてしまうんですよ。
でな。よりによって自分にとって既に大事な人が「ほんものじゃない」と確定するのは結構怖いと。その件に関しては別々にやりましょ、という結論が出てしまうのはひととして寂しい。試さなきゃわからないままって、ある意味心の平和に大事じゃないですか、なんでもシュレディンガーシュレディンガーいうでしょ?
ただ、現場に時間を注ぐ趣味って、恋人といっしょにできないと、まあまあでかいすれ違いになるんですよね、多分。釣りとかソロキャンとか顕著やな。身近やとモンハンもそうかも。毎回500時間くらい普通にいくから。時間だけじゃないですよね、お金にも関わってくる。一般的な夫婦を想定して「趣味につかうからお前に使えない」は、あれ?なんでこいつと一緒にいるんだ?にスイッチはいりやすい。
まあだから大事な人と趣味がかぶるのって結構大事なんですよね。それは揺るがん。俺等にできるのは、意義をとき、覚悟を確かめ、慎重に浸透させていくことくらいだろうと。(ここで恋人に「でも確かに。そういう信用の連続なのかも」と同意と褒めをもらってご機嫌)
好き同士、いろいろ丸ぅく上手くやっていきたい。大好き。末永く仲良くしていきたいけん、迷ったときはそれに繋がるものを選ぶという方針はブレへん。
「相手が大切にするものは理解したいし、一緒に大切にしたい」との言葉をもらってこの話は一旦落ち着いた。怖いけど、また俺は君に大事なものをこっそり教えてみたいと思います。
ちなみに恋人は人におすすめを教える時、そこまで深く考えないらしい。知ってた。本当、面倒な人間ですまん…。(多分やけど、相手がハッピーになってくれればOK!いいのありますよぉ!くらいなんじゃないかと。メンタルほんまギャルやん?そこが好き)
徒然2
「面倒くさい男、 死ぬほどタイプなんだけど…。自分の中のこだわりがあればあるほど好きだよ……惚れ直す」とありがたい追加コメントもらってしまってド照れ。あ、相性いっすね~……え~…好き。